追憶 ハードラックの誓い
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ったからここで功績を立ててくるといい。
何しろ、作戦立案者が指揮官だ。間違いは起きんよ」
ジョン・ドリンカー・コープが追随する。
沈み込んでいるのは彼の気質ではなかった。
「それならば、俺の艦隊を使ってくれ。
前線に居るほうが俺は楽だから、偉い椅子はお前たちの誰かに任せるよ」
「俺もお前には借りがある。
お前の人形たちが居なかったら俺の身も危なかったからな」
ヴィットリオ・ディ・ベルディーニが続き、アルフレッド・ローザスに助けを求めた人形師は彼からも裏切られることになった。
「お前の艦隊を返すよ。
今度はお前が、アッシュビーを気にせずに武功を立てる番だ」
第二次ティアマト会戦後の人事は宇宙艦隊司令長官にウォリス・ウォーリック、統合作戦本部長にファン・チューリンが大将に昇進してその任務に就き、翌年には「アッシュビーの復讐」と称してイゼルローン回廊側の帝国軍拠点をことごとく制圧した上で、壊滅的打撃を受けたのにも関わらず大歓喜に沸いている帝国領に逆侵攻する。
その時の三個艦隊にベルティーニ・コープ提督と混じって人形師の艦隊が居た。
彼の軍人としての経歴はここから花開き、イゼルローン要塞破壊作戦においてその頂点を迎える事になる。
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