13 正義感は大事。
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
とは忘れないとォ。長生きできないヨ?」
_「あァ…死んじゃったからね、一人。なァ、アンタ。最初から鳳仙と殺り合うつもりだったんだろ?」
_「ハハハハハ)バレた?」
_「バレた?じゃねェよォ、スットコドッコイッ!おかげで駆け引きの道具も、騒ぎの最中に逃げちまう始末だァ。」
あちこちに散らばっている階段を探して、登っていくが、途中で敵の遊女たちに見つかってしまった。ここはなんとしてでも、晴太くんだけでも逃がさなくてはならない。階段を探して登っていくように、とだけ伝えて、私はその場に残った。神威に連絡を取る。
_「もしもし、こちら零杏。
今から遊女たちと戦わなきゃいけないから、先に晴太くんをそっちに逃がします。晴太くんがそっちに行ったら、お母…日輪のところに連れていってやってくれない?あなたならできるでしょ?頼んだわ。」
_「えー、でも零杏が後でサービスしてくれるなら考えてもいいヨ。」
_「分かった。あとで何らかのサービスをするから、晴太くんもお願いします。こちらは状況が落ち着き次第、そちらに向かいます。」
マイクを切って、晴太くんに指示を出す。
_「ここは私がなんとかする。だから主ははやく、お母さんのところにお行きなさい。」
_「え?お姉さんは?」
_「わっちは、ここが終わり次第向かう。だから主は自分のことだけを考えて先に進むのじゃ。分かったな?」
分かった、と言って晴太はが去ったのを確認してから、改めて敵と向き合う。本当は殺しはしたくないが、晴太を守るのが最優先だ。ポケットに持っていたクナイを一斉放射する。そして、相手がそれに苦戦している間に傘を取り出して構える。攻撃を仕掛けられたので、応戦した。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ