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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
開戦四年目から五年目 ボラー連邦接触と地球議会選挙
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る夫様。
プローグより緊急電です」
ふいにモニターに映ったのは、在プローグ総領事として赴任した安藤まほろである。
その顔には、いつもの笑顔は無く緊張が画面越しにも伝わってきた。
「ボラー連邦と名乗る勢力がプローグ側に接触してきました。
彼らは対ガミラスの共同戦線の提案をしており、プローグ側も乗り気のようです。
それに伴い問題が発生しており、我々及び地球の立場が外交問題になりかねません」
現在、恒星間国家であるプローグ・コモナリティの対ガミラス戦に、惑星間国家でしか無い地球や俺たち放浪者艦隊が協力している形になっている。
銀河系の三割から四割を支配している大国ボラー連邦から見ると、俺たちや地球はまだ国家として見られない可能性が高かった。
「つまり、プローグ・コモナリティの勢力圏に入るか、今の立場を維持してボラー連邦と当たるか……か。
たしかに微妙な問題だな」
俺達の今後が関わっているだけに、重要な選択になると言おうとした時、更にモニターが変わって地球総領事のシャングリラが姿を見せる。
「失礼します。やる夫様。
地球連邦移行に向けての準備委員会選挙の結果が出ました」
地球連邦発足後にはそのまま議会に移行する太陽系をまたにかけた選挙戦は、リカルド・マーセナス率いる地球民主同盟とヨブ・トリューニヒト率いる太陽系民主連合が激しく競っていた。
その結果が出たらしい。
地球民主同盟 21%
太陽系民主連合 39%
第三勢力 18%
第四勢力 5%
その他 17%
「……」
「……」
「……」
「……」
俺達の沈黙が全てを物語っていた。
ある意味最悪の選挙結果に頭を抱えそうになる。
連立政権が不回避で、戦時政権すら作れるか怪しくなってきたからだ。
「で、こんな結果にしてくれた、第三勢力と第四勢力は何処の誰だ?」
政策スライダー
1が独裁 10が民主的
1が右派 10が左派
国連 スターリン主義 個人崇拝 官僚主導 戦時経済
地球民主同盟 社会民主派 国際協調 管理経済 民主主義
太陽系民主連合 ファシズム 権威主義 国家経済 官僚主導
第三勢力 自由経済派 個人主義 自由経済 小さな政府
第四勢力 国家社会主義 官僚主導 戦時経済 個人崇拝
「第三勢力の政党ですが、『自由地球連合』と言い、ユウナ・ロマ・セイラン氏が代表となっています。
戦時政権に対する反発票がそっちに入ったみたいですね。
自由地球連合が戦時政権肯定の地
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