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ヘタリア学園
第六千八百九十六話  あったりする

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第六千八百九十六話  あったりする
 ルクセンブルグはロシアに自分のリゾート地について尋ねました。
「それでロシアさんのところにリゾート地はあるのかな」
「ソチやウラジオストクにあるよ」
 すぐに答えたロシアでした。
「ビーチとかがね」
「そうなんだ、あるんだね」
「あるけれど」 
 ここで寂しいお顔になってしまったロシアでした。
「僕は寒い場所が多いじゃない」
「だからリゾート地もなんだ」
「すぐになんだ」 
 まさになのです。
「寒くなるからね」
「楽しめる期間は短いんんだ」
「そうなんだ、常春とか常夏の場所はね」
 某マリネラやキューバみたいな場所はです。
「ないんだ」
「そこが問題なんだね」
「サンクトペテルブルグとかは街は奇麗だけれどね」
 あまりにも寒くてリゾート地にはなっていません、若しこうした場所で海で泳いでもよくて風邪をひくだけです。


第六千八百九十六話   完


                  2018・3・7
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