十四日目
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よ」
と言われたのでキリト、俺、葵の順でカウンターに座る。
「あぁ、忘れてた…今日呼び出した用はなんだキリト?」
「あー…その事なんだが…」
と葵を見る。
「彼女はやってるのか?」
何を?とは聞かない。
このタイミングで聞くならVRゲームの事だろう…
「いや、アミュスフィアすら持ってない」
「そうか…」
すると突然アンドリューが口を開いた。
「お嬢ちゃん」
「ひゃっ!?にゃ、にゃに!?」
ぷっ…くくっ…にゃにって…
「今から少しばかり大事な話があるんだ…ちょっと向こうに行っててもらってもいいかい?」
「おい、キリトなんかヤバイ話か?それなら俺も帰らせて貰うぞ」
「いや、そうじゃないが…直接的にヤバイ話じゃぁない」
じゃぁ間接的にヤバイのかよ…
「灯俊?」
葵が俺に尋ねる。
「葵」
「わかった」
そう言って葵は席を立ち、カウンターから一番離れた席に座った。
「お前ら本当に付き合ってないのかよ?」
とキリトに言われた。
「何がだよ?」
「お前とあの子…名前呼びあっただけで分かるとか…」
はぁ…
「そんな話の為に俺を呼んだのか?」
「あぁ…すまんすまん…そうだったな」
「なら…聞かせて貰おうじゃねぇの…
VRゲームの未来についての大事な話とやらを…」
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