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相談役毒蛙の日常
十三日目
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ていた。

それを作った茅場昌彦の事も、発展させた技術者も、それで遊んでいたプレイヤーをも批判していた。

このコメンテーターはたしか中国よりだったな…

等と思っていたらやはり唐突に政府にいちゃもんを付け始めた。

くだらない

俺は馬鹿馬鹿しくなって、テレビを切った。

朝食を済ませ、部屋に戻る。

「おお、早かったな灯俊」

「まぁ…な…」

そう言って部屋の真ん中に有るのか円卓の、葵の向かいに座る。

「さて…やろうか…」

過去問の問題集を取り出す。

俺達は中学三年生…あと一月と少しもしない内に高校受験だ。

先生は俺ならもう少し上を…というか最難関私立を受けてもいいと言っていたが、学費とか諸々で親に迷惑をかけたくないので地元の公立高校だ。

葵も俺と同じ高校を受ける。

既に合格ラインは越えてるが、万一がある。

「なぁ、灯俊、ここって…」

「ああ、ここは…」

そうやって、葵に教えたりしていた。

そして俺達は最後の仕上げをして受験した。




3月7日…受験翌日

俺達は公立受験が終わり、久々に登校していた。

テルキス…照秋とも久々に話したが、ALOの話題は互いに避けていた。

そして放課後…

カバンに諸々突っ込んでいると突然俺のスマホが着メロを流し始めた。

「だれだ?」

応答アイコンをタップして耳に当てる。

「『久しぶり、トード』」

その声の主は、黒衣の剣士だった。

「『ALO…いや、VRゲームの未来について大事な話がある…今から来れるか?』」

「おい、俺にも喋らせろバカ。ていうか何故俺の番号を知っている?」

「『あー…わるい…早く伝えたくてな…
あと番号については国家権力を使った』」

いや、お前何者だよ?

「まぁ、いい。で、どこに行けばいい?」

「ダイシーカフェって店だ、ググれば出る」

店の名前だけ言って後はググれってか?

「はいはい、ダイシーカフェね…」

「『じゃぁ、待ってるぞ』」

プツッ…プー…プー…

言いたい事だけ言って切ったぞアイツ…

えーっと…ダイシーカフェ…ここか?

スマホで検索すると直ぐに出た。

「灯俊?」

「なんだ?」

いつの間にか近くに来ていた葵に話しかけられた。

「この後どっか行こうぜ、久々にゲーセンとかどうだ?」

ゲーセンかぁ…

「確かに行きたいがこの後に用事があってな…」

「用事?………コレか?」

葵はニヤニヤしながら小指を上げて言った。

「いや、男だ」

「え!?お前ホモだったのか!?」

ちげーよ…

あと今のセリフで腐った雌豚共がこ
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