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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第25話
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離れさせるためにステラはライフルによる三連射攻撃―――トライバーストを放ち、ステラが放った三連射攻撃に気づいたシャーリィはフィーから離れて攻撃を回避した。



「伍の型―――光輪斬!!」

「あうっ!?」

そこに回避行動を取った後にできたシャーリィの僅かな隙を狙って、エリオット達同様人形兵器との戦闘を終えてフィー達の加勢にかけつけたリィンが刀気の輪を繰り出してシャーリィにダメージを与えた。

「四の型・改――――紅蓮切り!!」

「っと!今度はこっちの番だよおっ!」

続けてリィンが太刀に炎を纏わせた一撃離脱技で追撃を仕掛けると側面に跳躍して回避したシャーリィはクラフト―――ブラッドストームでリィンに反撃し

「させるか!」

「あはは、やるじゃない!それじゃあ、これはどうか――――」

自分の反撃を太刀で受け流して回避したリィンの回避行動に好戦的な笑みを浮かべたシャーリィは続けてライフルを掃射する為にライフルをリィンに向けようとしたその時

「やらせないよ!アークス駆動―――ブルーアセンション!!」

「っ!?」

エリオットが発動したアーツによってシャーリィの足元から凄まじい威力の水のエネルギーが吹き上がってシャーリィにダメージを与えて怯ませると共にリィンへの追撃の手を中断させた。

「リィンさん、敵から距離を取ってください!えいっ!」

「わかった!」

「あうっ!?身体が……!へえ……変わった物を持っているねぇ……!」

エリオットのアーツが終わる寸前にリィンに忠告したステラはリィンがシャーリィから距離を取ると同時に冷気が込められたFグレネードをシャーリィの足元に投擲した。するとエリオットのアーツが終わると同時にグレネードは炸裂して閃光と共に冷気をシャーリィの周囲に発生させ、冷気によって身体の一部が凍結した事で動きが鈍くなったシャーリィは冷気が込められたFグレネード―――Aグレネードを投擲したステラを興味ありげな様子で見つめた。

「うふふ、感心している場合かしら?」

「くっ、身体が完全に……!?」

凍結効果によって動きが鈍ったシャーリィにレンが魔眼を発動してシャーリィの動きを完全に封じ込めたその時!

「―――さてと。始めよっか。それっ!」

フィーが双銃剣を回転させて投擲した。すると双銃剣はまるで意志を持っているかのようにシャーリィに襲い掛かって無数の斬撃を叩き込んだ後シャーリィから離れ

「キャッチ。ヤァァァァァ……っ!」

跳躍して空中で片方の双銃剣をキャッチしたフィーはそのままシャーリィに掃射攻撃を叩き込んで地面に着地すると同時にそのままシャーリィに神速の強襲攻撃を叩き込み、強襲攻撃が終わると残り片方の双銃剣がフィーの手に戻った。


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