第25話
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心と礼節を持ち合わせている事は見受けます。なのに何故、よりによってこんな場所を利用しているのですか?」
村の手前の広場で仲間達と共にデュバリィとシャーリィと対峙したラウラとステラはそれぞれ真剣な表情で二人に問いかけた。
「……こういった里は別にここだけではありませんわ。エレボニア以外の辺境……野盗風情に襲われて全滅した集落なども少なくありません。わたくしの故郷のように―――」
「え………」
「なるほどな……結社の連中にしては妙に言葉遣いが礼儀正しい事に疑問を思っていたが、その理由が何となくわかってきたな。」
「もしかして貴女―――いえ、”鉄機隊”の方達は分校長に……」
デュバリィがふと呟いた言葉を聞いたリィンが呆けている中フォルデは納得した様子でデュバリィを見つめ、ある事を察したセレーネは複雑そうな表情でデュバリィを見つめた。
「どうでもいい話でしたわね。」
一方リィン達の反応を見たデュバリィは自分を蔑むような表情を浮かべたがすぐに気を取り直した。
「死者は死者だよ。そして生者には生者の生きる世界がある……生きて足掻いて苦しんで―――刹那の喜びと安らぎを感じながら死んでいく世界がね。」
「……!」
シャーリィが自身の主張を口にした後から漂い始めたシャーリィの闘気を逸早く察したフィーが表情を厳しくしたその時、自身の得物を取り出したシャーリィが後ろに跳躍してリィン達から距離を取った。
「それじゃあ、始めようか?ランディ兄や”紅き暴君”がいないのはちょっと残念だったけど……妖精にA級遊撃士、殲滅天使もいるし、けっこう楽しめそうかな?」
そして不敵な笑みを浮かべたシャーリィの言葉を合図にデュバリィの背後に人形兵器が2体、更にシャーリィの背後から大型の獣型の魔獣が3体現れた。
「赤い星座の軍用魔獣……!」
「白い人形兵器の方は鉄機隊の専用機体といった所ですか……」
敵の援軍の登場にフィーとステラは人形兵器と魔獣を警戒し
「ヴァンガード”F2”スレイプニル。最新鋭の機体ですわ。わたくしの剣技があれば無用ですが少しは愉しませて差し上げます。」
デュバリィは不敵な笑みを浮かべて説明した。
「チッ……」
「……数は若干こちらが上か。」
「問題はこの後に姿を現すかもしれない敵の援軍だな。」
「まあ、少なくても他の”鉄機隊”のメンバーは現れる可能性は高いと考えた方がよさそうね。」
敵が増えた事にアガットは舌打ちをし、エリオットは状況を分析し、フォルデとレンはそれぞれ真剣な表情で推測をしていた。
「―――いいだろう。俺達が勝ったら話してもらうぞ。1年半の沈黙を破り、”盟主”を始めとした多くの最高幹部を失った”結社”の残党が何をする
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