EX回:第49話<艦娘は何処から>
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てない。私からは改めて付け加えることも無い。演習だがケガに十分気をつけて戦ってくれ。司令からは何かあるか?」
振られた私は立ち上がった。
「2回目とはいえ自分自身と戦う者もいる。混乱する面もあるだろうが貴重なデータ収集の意義も大きい。無理を押し付けるようで申し訳無いが精一杯戦って欲しい」
「艦娘は戦う為に存在するから別に気にすること無いネ」
金剛は明るく応えた。
……だが言っている本人も何処と無く上の空といった感じだ。そう言い聞かせて自分を納得させようとしているのか。
そのとき会議室のドアがノックされた。
「失礼します」
ドアが開いて五月雨が入ってきた。
「演習の、お迎えに上がりました」
「あぁ分かった……以上だ」
参謀は書類を閉じた。
「全員、起立!」
日向が声をかけて艦娘たちは起立した。
「よし、演習へ出動だ」
『はい』
私の命令に合わせて全員が敬礼した。
なぜか入り口の五月雨も敬礼をしていた。妙に可愛らしいな……。
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