宇宙戦艦ヤマト異伝
伝説の影響力
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が渦巻き時空を歪めた模様であるが。
物質文明の理解が及ばぬ超能力の源泉と同様、真相は闇の中。
銀河連合の『頭脳』、中央コンピュータも超常現象の論理的な解明は諦めている。
「宇宙軍の反乱を鎮めて、ついでに、死の星に『しちまった』んだ！」
「『ついでに』じゃないわ、『やむなく』よ！
『しちまった』んでもないわ、『なっちゃった』のよ!!」
某クラッシャーの名文句は、本人の弁明に増幅され銀河中を駆け巡った。
ダーティペア現役当時に数々の事件、実績の詳細な情報を知る者は限られていたが。
銀河連合の努力も空しく、総ての太陽系国家で彼女達は爆発的な人気を獲得。
WWWA犯罪担当部門の管理職、ソラナカ部長の後継者達は総て辞表を書いたと聞く。
超能力の吸収増幅を可能とするバアロル教団の祭司≪アンティ≫、ならぬ中継者≪リレイヤー≫。
或いはファウンデーションの≪選ぶ者≫が発見した宇宙人国家≪スペーサー≫、ソラリア人。
ESP波を中継し念動力や映像投影能力へ転換し得る男、≪エネルギー転換能力者≫が派遣された。
思念波が増幅され送受信が可能となり、時空を超え思考交換が実現した。
メローラ姫の超3次元映像は過去界、2140年代の銀河系に達している。
犯罪部門統括責任者ソラナカ部長、WWWA経由の報告書≪レポート≫も銀河連合主席に提出された。
西暦1908年前後、太陽系第3惑星の世界一周を実現した無敵艦隊≪オール・マイティー≫。
通称GWF≪グレイト・ホワイト・フリート≫、大白色艦隊の基幹は戦艦16隻であるが。
通称GF≪ギャラクティカ・フリート≫は戦闘機も含め、兆≪テラ≫の単位に達する。
太陽系防衛軍を援護の為、無敵艦隊が編成された。
連合宇宙軍が異世界から到着の後、我々は指揮官達と協議。
再び真田志郎率いる工作班、科学技術者集団≪マッド・サイエンティスト≫達の出番となった。
慣性中和機構は撤去され、主推進機関≪メイン・ロケット≫を反重力推進機関に換装。
エネルギー吸収力場発生装置、エネルギー吸収防御壁も艦体船殻外部に装着されている。
各種電磁砲≪プラズマ・ガン≫は小型瞬間物質移送装置が付加され、超電磁直撃砲へ変貌。
遷移≪ワープ≫機関を装備する艦艇に波動砲が取り付けられた事は、言うまでもあるまい。
口径の異なる各艦の120、80、50、30、20、10センチ熱線砲≪ブラスター≫は火力を強化。
小型の瞬間物質移送装置を装着し転送≪トランスフォーム≫砲、火炎直撃砲に昇格している。
高出力レーザーは強力
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