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V作戦と転生者
第1話完結
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 アムロ「しかし援護した方が」

 ライル「艦を沈められたら終わりだぞ。行け」

 アムロ「分かりました」


 アムロが行ったから、艦は大丈夫でしょう。


 シャア「また、あたらしいMSか」

 ライル「さて、俺にどこまでやれるかな」


 シャアは少し焦った、今迄の連邦のMSは素人の様な動きだった。
 今相手をしているMSは何故か実戦慣れをしているのだ。
 隙を見せるとコムサイを狙って来るのだ。


 シャア「チィ。時間か。ドレン回収準備を頼む」


 ライル「こちらも引き上げだ、アムロ!」

 アムロ「こいつだけは!」

 ライル「アムロ。マニュアルを読んだな」

 アムロ「はい」

 ライル「じゃいい。大気圏突入上手くやれ」
 

 格納庫からブリッジに着いた俺にブライトがかみついて来た。


 ブライト「ガンダムで大気圏突入! 無茶です。止めさせます」

 ライル「もう遅い。さーて上手くやってくれ」

 ブライト「あなたって人は!」

 ライル「オペレター、大気圏突入角度再チェックだ。多分ずらされた筈だ」

 マーカー「・・・・・このままだとジオンの勢力下に降ります」

 ライル「流石だね。2段構えの戦法か」

 ブライト「なんて事だ」

 ライル「降伏するかい。V作戦をジオンに渡したら連邦はどうやっても勝てなくなる。それだけの技術を込めたんだ。艦もMSも」


 ブライトはそんな貴重な艦とMSを任されたのに始めて気付かされた。
 そして始めてその責任者自ら命がけで守りに来ているのに気付いた。


 マーカー「映像回復します」


 ガンダムは無事に大気圏突入を成功させていた。
 燃え尽きていたらどうしょうと思ったぜ。



 シャア達は驚きでいっぱいだった。
 ザクUはすぐに燃え尽きてしまったのに、連邦のMSは大気圏を単機で突破したのだ。


 シャア「ドレン。無線が回復したら、大陸のガルマ大佐を呼び出してくれ」


 しばらくすると無線が回復した。


 ガルマ「いやあ。何だい赤い彗星?」

 シャア「連邦のV作戦を掴んだが、ザクを8機も失った。そちらに引き込みはした、君の手柄とすると良い」

 ガルマ「よし、そのご厚意は頂こう。ガウ攻撃空母で迎え撃つ」
 


 俺達は北アメリカのジオン勢力圏のど真ん中にいた。


 ライル「まいったね。これは」

 ブライト「どうしますか?」

 ライル「それは逃げるしかないでしょ」

 マーカー「敵です。10時の方向」


 ガウ攻撃空母が2機、こちらと同じ高度を飛んでいた。


 ガルマ「確かに今迄の連邦の
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