暁 〜小説投稿サイト〜
V作戦と転生者
第1話完結
[12/15]

[1] [9] 最後 最初
るようになった。
 それはソロモンの亡霊の仕業と噂される様になった。
 事故が起こる前に『ラ・ラ・ラ』と聞こえて来るらしい。

 だが間もなくその正体が艦隊司令部からの観測データー画像で判明した。
 どうやらジオンの秘密兵器らしい。

 ミライ少尉が「とんがり帽子」と呼んだことから、アークエンジェルではその名で呼ばれる様
になった。

 俺達は周囲の警戒を続けていたある日、アムロが突然何かを見つけた様に、ガンダムを動かした。
 そしてそこには映像で見たとんがり帽子エルメスと赤いゲルググがいた。


 ライル「おい、アムロ。とんがり帽子はともかく、赤いMSは奴か?」

 アムロ「はい・・・・・・・ラ、ララ、・・・・ララァか!」

 ライル「ララァ? ・・・とんがり帽子は任せる。俺はシャアをやる」


 と言った瞬間ジム・カスタムの左足が吹き飛んだ。


 ライル「・・・・ファンネルじゃねぇ・・ビット! 見えねぇな全く」

 アムロ「少佐! 下がってください。僕が相手をしますから」

 ライル「すまんがそうさせてもらう。見えん相手にはどうする事も出来ん」


 俺は素直に後退した。


 カイ「少佐! アムロの援護は?」

 ライル「ガンキャノンのお前等は行ってもいいが、アムロの邪魔になるだけだぞ」

 スレッガー「なんでカイ達は良いんです?」

 ライル「こいつらの機体には防御装置が満載だから。量産機には無いよ」


 突然セイラのコアブースターが飛び出して行ってしまった。
 あのブラコンお嬢様は、シャアを見つけたな。


 ハヤト「セイラさん! 少佐どうしましょう」

 ライル「神に祈っとけ。それしか出来ん」

 
 にしてもアムロもう覚醒か早いね。
 だが、ララァの死亡フラグは、折った方が良いんだがどうしよう。
 このままだと死亡ルートだけど、あの中に入れば俺が死亡する。
 
 その時レーダーに1機高速で近づいて来る味方機があった。

 その機体を視認出来た時、叫びそうになった。
 デスティニーガンダムだと・・・・こいつ間違いなく転生者だ。
 

 シン「こちらソロモン防衛隊第4特殊部隊のシン・アスカ中尉だ」

 ライル「アークエンジェル所属ライル少佐だ。・・・・ちょっといいか」


 俺は接触回線に切り替えた。


 ライル「お前、転生者だな?」

 シン「ひょっとしてあんたも」

 ライル「ああそうだ。何しに来た」

 シン「ララァの死亡フラグを折りに来た」

 ライル「よし、時間が無いから早く行け!」


 よし、あれならどうにかするだろう。
 ガンダムがゲルググの右腕を斬り落とした。

[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ