十日目
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
フェンリルストームとドラゴンブレスの連べ撃ち。
地上に向かって撃てば町一つ焼き払える威力だ。
散会した俺達前衛隊の中心をそれらが駆け抜ける。
それにより活路が…開かれる事は無かった。
即座にガーディアンで穴が塞がれたからだ。
「ちくしょう!やっぱりか!総員!近くの者とバディを組め!確実に仕留めろ!」
「「「「「おう!」」」」」
「イクシードは前線へ!あの三人を援護しろ!」
イクシード…幹部会に指示を出す。
「「「「「了解!」」」」」
リーファともう一人のシルフが居た高度を越えた。
そして…前衛隊がガーディアンと接敵した。
俺の目の前にも身長二メートルはある白銀の鎧が現れた。
「今までとは…ちげぇんだよ!」
大剣を引き絞り、弓矢の如く放つ。
ズドシュゥ!
正面のガーディアンを貫き、その後ろの奴も貫いた。
貫かれたにたいのガーディアンはエンドエフェクトを残し霧散した。
「立ち向かえ!敵の一体一体は強くない!
ウィークポイントに一撃加えろ!」
ふとキリトを見た…
すげぇ…無双してるよ…
キリトは向かってくるガーディアンを一太刀で屠っていた。
マズイ!
あのバカ背後に気付いてない!?
キリトの後方で矢をつがえるガーディアン…
翅にありったけの力を込め、キリトの居る空域に向かう。
間に合え!
キリトの数メートル後ろのガーディアンを…叩き切る!
「トードか!?」
「ああ!俺だ!勝手におっ始めてんじゃねぇよ!このバカ!」
「悪い!だけど…!」
「話は後だ!今は攻略の事だけを考えろ!」
やがてフェンリルストーム、ドラゴンブレスの第二射が放たれた…
その中にある回復の光…
その光を受け取るべく翅を動かした。
ふぅ…あぶねぇ…
HPバーの下のバフアイコンを見る。
HPスリップの横に複数の回復アイコン…
コレで戦える…!
そうと決まれば…!
「キリト!」
「なんだ!」
「コレから幹部会が突撃する…活路を開く。
お前が行け!」
「いや…それは…」
「お姫様を助けるんだろうが!」
「……!ああ!」
よし!
迫り来るガーディアンを屠りつつ、呪文を紡ぐ。
紡ぐ呪文は大した事は無い。
単なる閃光弾だ…
パァッ!っと明るい光が生まれる…
「来い!」
次の瞬間、バラバラに戦っていたイクシード…カオスブレイブズ最初期メンバーが集結を始めた。
その間にもガーディアンを斬って行く…
「副長!」
真っ先に来たのは現タンク隊隊長だった。
その後も現スカウト隊隊長や現アタ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ