9話
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「…うん。とりあえず5人とも、少し離れてくれないか?…暑いし、狭い」
「「「「「あっ」」」」」
全員が窓際まで移動してきた為、結構な密着具合だった…色々当たってたりする…どこがとは言わないが
その後、キャンディーの兄であるポップが現れ【始まりの絵本】を取りに行く為ふしぎ図書館(みゆき命名)に向かった。
ふしぎ図書館内(みゆき命名)
「ここだよ!ここ!ここで悟飯君と出会ったんだよ!」
「綺麗なところやなぁ〜」
「幻想的な雰囲気だね」
「なんだか気持ちが落ち着きます」
「ここが悟飯君とみゆきちゃんの運命的な出会いの場所なんだね!」
やよいの言葉に顔を赤くするみゆき。
小声で「運命だなんて」とか「でも、助けてくれた時の姿はヒーローみたいだったし」とか「かっこいいし」とか言っているが小さすぎて誰の耳にも届いてなかった。
「まぁ、確かに運命的ではあったかな。みゆきに出会わなかったら多分、俺は死んでたし」
「「「「「「…えっ(クル)」」」」」
「…あっ」
悟飯は「またやってしまった」という感じで片手で顔を覆っていたが、他の三人と二匹はそれどころではない。
「どういうことなん!?」
「大丈夫なの!?悟飯君!?」
「怪我は!?怪我はない!?」
「クッ!治療用のデコルがあれば!」
「病院に!病院に連れて行くクル!!」
大慌ての三人と二匹
「大丈夫!大丈夫だから!豆を食べたら怪我は治ったから!」
仙豆の存在を知るみゆきが皆を宥めようとするが…
「豆を食べたぐらいで怪我が治るわけないやろ!!」
「ご飯を食べたら元気にはなるけど怪我は治らないよ!!」
「ご飯と言っても悟飯君の悟飯じゃないけどね!」
「何を言っているでござるか!?やよい殿!」
「テンパってるクルな!」
「はぁ…皆落ち着け。そもそも怪我が治ってなかったら、こうして皆に会えないし、学校にも行けるわけないだろ」
「「「「「……あっ」」」」」
「(……悟飯さんが死ぬかもしれない程の大怪我を?)」
他の皆が悟飯の怪我の話に慌てている時、れいかは違うことを考えていた。
「(アカンベー達を、圧倒的と言っていいほどの実力でねじ伏せてきた悟飯さんに、瀕死の重傷を負わせる存在が向こうの世界にはいるということですか?)」
悟飯の力は圧倒的だ。
それはれいかだけではなく、他の4人にとっても共通認識だった。
プリキュアになって、超人的な力を手に入れた。
それでもアカンベーは楽に倒せる相手ではない。
それを全く寄せ付けずに戦っているのが悟飯だ。
その悟飯が、そこまで痛めつけられる相手。
「(タイムマシンの事といい…悟飯さん、貴方は何と戦
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