424部分:第三十二話 紅葉その十四
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葉は。
「三人で。心に残るものを見ることを」
「その通りですね。本当に」
「では」
「はい、それでは」
「鈴虫を見て。それに」
「紅葉も」
この二つは今一つになっていた。彼等の中では。
「三人で、ですね」
「そうしたものもまた」
秋を、三人のかけがえのない時間を過ごすというのだった。そうした話もしてだった。十月の蘭を親しんだのだった。その花鳥風月を。
第三十二話 完
2011・11・8
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