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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十三話 ナンバーズ 1 
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、地雷王を見る。

「地雷王も……!!」

地雷王を戻そうとした時、甲虫の下からルーテシアの物とは違う魔法陣が浮かび上がる。

そのピンクの魔力光の魔法陣から、同色の魔法鎖が発生して地雷王をからめ取る。

身動きを封じられた地雷王が魔力で鎖を断ち切ろうとしたが、ビクともしない。

「な、なんだ!?」

その光景にアギトが驚く。

(地雷王を動けなくするだけの拘束魔法を使える魔導師が近くにいる?まさか、さっきの奴らか?)

ハッとして、アギトとルーテシアが魔力反応のあったビルに視線を移す。

そこには、ピンク色の髪をした召喚士、キャロがいた。

そのキャロの背後から、水色と青のウイングロードが伸びてくる。

水色のウイングロードからはスバルが、青のウイングロードからはギンガが迫ってくる。

そして、その左右のウイングロードの中心からは、ヴィータが真っ直ぐに突っ込んできた。

「クッ……はっ!」

スバル達に気を取られていたアギトとルーテシアだったが、別方向から狙いを定めているティアナにギリギリで気づく。

「ちっ!」

ティアナがトリガーを引き魔力弾を撃つ!

素早く身を翻して、アギトとルーテシアが反撃弾を放つ。

アギトの火炎弾とルーテシアの魔力ダガーがティアナ、スバル、ギンガ、ヴィータに迫る!

だが、スバル、ギンガ、ヴィータはそれを素早く避け、ティアナは、

「残念でした」

不適に笑う。

ティアナの前方にバリアが発生し、火炎弾とダガーをはじき返す。

「くそっ!あの亀野郎か!」

バリアから顔をのぞかせたのはアスカだった。歯噛みするアギト。

スバル達への攻撃も牽制にすらならず、ルーテシアは高架橋の縁に着地する。

「……!」

だがそこには、ストラーダを構えた赤毛の少年、エリオが待ちかまえていた。

「動かないで!」

ストラーダを突きつけたエリオがルーテシアを捕らえる。

「ルールー!あっ!」

ルーテシアに意識を向けていた瞬間、アギトは周囲に氷でできたダガーに囲まれている事に気づく。

「しまった!」

一瞬にして動きを封じられてしまったアギトとルーテシア。

「ここまでです!」

リインが瞬時にバインドで二人を拘束する。

「く、くそ!離しやがれ!」

暴れるアギトだったが、リインのバインドはその程度で外れてくれる程優しくはない。

「おとなしくしろよ、融合騎。こうなったら腹くくるしかねぇぞ」

騒いでいるアギトに、アスカが近づく。

「んだと!この亀野郎!」

アギトがアスカを睨む。

「誰が亀野郎だ!この残念ビキニ!」

アギトの言いぐさにカチンときたのか、アスカがヒー
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