宇宙戦艦ヤマト異伝
惑星ランドック
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
艦搭載の戦闘艇、戦闘機を含め総数1億に達します。
各太陽系国家は製造施設を総動員し艦艇、戦闘機の製造を継続中。
後続の艦隊も順次、貴太陽系に送り無限艦隊に対抗する予定です。
女神の恩恵は当世界にも様々な波及効果を齎し、異種族の運命も変転を遂げましたが。
太陽系国家タラオの第5惑星、ランドックの研究機関が援軍派遣の鍵となりました」
銀河連合首席からの親書《メッセージ》、派遣軍の編成に至る過程を要約する。
太陽系国家タラオの基幹産業創出を模索する大統領、フォン・ドミネートは或る研究に注目。
時も次元も解明され巨大女神アウラ・カーの統べる神々の都、アリシア星系の第三惑星に非ず。
首都タルカサールの存在する第5惑星、ランドックへと招致活動を行った。
太陽系国家ザルード第3惑星ツアーン、タルボ大学トートミア校レイチェ生化学研究所。
主任研究員プロフェッサー・イトウの掲げる野心的、天才的な研究《プロジェクト》である。
主題《テーマ》は直感的な閃き、大発明の原理解明。
創造力を飛躍的に高め、天才的発明を科学的に誘発する目的の研究だが。
或る日、突然、ピンと来た。
『これだ!』と直感が閃き、前人未到の画期的な案が《降りて来る》超心理学的現象の再現は難しい。
奇蹟《ミラクル》発生の確率を向上させ、人類の進歩と発展に貢献する意欲的な試み。
人類の更なる発展を促し、多大な貢献を齎す可能性を秘めている。
発想が、凄い。
実用化に成功すれば飛躍的な各種技術の進歩、人類全体の進化さえもが可能となるかも知れぬ。
だが、残念な事に。
実用化には、程遠かった。
創造的直感《インスピレーション》と、超能力《サイキック》。
類似性に着目した所までは良かったが、其処から先に進まない。
プロフェッサー・イトウの実験、暗中模索の試行錯誤は幾度も繰り返された。
超能力の源、ESP波の存在は確認されたのだが。
天才的な直感の誘発は果たせず、増幅の糸口も見えない状況が続く。
色々試している内に何故か、ESP波を重力場が遮断する負効果を発見してしまった。
足踏み状態から抜け出せない彼等の疲労は募り、県境の放棄も検討されたが。
或る日、突然。
彼等の研究に、大いなる変化が訪れた。
我々ガミラス帝国を宇宙侵略者から、火星防衛軍へと変貌させた要因。
全宇宙へ向け発信された、とも思われる超次元間遠隔感応映像。
女神救出作戦の発動を告げる惑星メルの王女、プリンセス・メローラの超3次元映像。
太陽系国家タラオ第5惑星ランドック、イトウ率いる研究所のスクリーンも例外ではなかった。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ