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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第25話 敵の名はGTロボ!活性、グルメ細胞!!
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じてコロシアムの方を見ました。
「リ、リアスさん!?皆さん!?」
そこには地面に倒れているリアスさんとGTロボの足元に倒れている祐斗さん、そして首を絞められている朱乃さんの姿が映りました。
「いかんな、早く助けんと……ん?」
突然GTロボが吹き飛んで観客席に叩きつけられました。GTロボが立っていた場所に視線を向けるとそこには朱乃さんをお姫様抱っこしたイッセーさんが立っていました。
「イッセーさんが怒ってる……」
そこにいたイッセーさんはいつもの優しい表情ではなく今まで見たこともない怒りの表情を浮かべていました。
「あんなイッセーさんを見るのは初めてです、猛獣さんとの戦いでは怒ったことがないのに……」
「そりゃそうじゃろう、動物相手にキレたりはせんよ。自然界にあるのは弱肉強食という一つのルールだけだ、そこには善も悪もない。生きるためではなく己の快楽のための無益な殺生をされたからイッセーはキレたんじゃろう。しかしイッセーの奴め、怒りでグルメ細胞が活性化しているな。こりゃわしの出番はないかもしれないな」
「グルメ細胞……?」
聞きなれない言葉に私は首を傾げましたが今はイッセーさんの勝利を祈って私は祈りを捧げました。
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side:イッセー
俺はGTロボを殴りとばし朱乃さんと祐斗の状態を確認した。……よし、命に別状はねえな。
「ううっ、イッセー君……」
「ご、ごめんなさい……足止めすることも……できませんでしたわ」
「祐斗、朱乃さん、大丈夫ですか?リアスさんは?」
「部長は、あそこに……」
祐斗が指を刺した場所にはリアスさんが倒れていた。
「とにかく皆をアーシアの所に連れて行かないと……朱乃さん、ちょっと失礼しますよ」
俺は朱乃さんを右腕で抱えて祐斗を背中に背負いリアスさんの元に向かった。
「リアスさん、大丈夫ですか?」
「……うう、イッセー?」
「無茶しましたね、でも助かりました。時間を稼いでくれたんですね」
「ごめんなさい……あいつ、観客たちに攻撃を……」
「なに?まさかそれをかばって?」
「ええ、祐斗が防いだんだけどそこを突かれて……」
リアスさん達も結構鍛えてあるから勝てはしなくとも油断しなければ負けはしないと思っていたが……あいつめ、やってくれるな。
「イッセーさん!」
「イッセー!」
そこにアーシアとティナが俺の傍に駆け寄ってきた。
「アーシアにティナか、ちょうどいいところに来てくれたな。リアスさん達を頼む」
俺はアーシアにリアスさん達を任せてGTロボの
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