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黒い狼と白い吸血鬼
黒い狼と白い吸血鬼

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「、、、?新聞?」
何で鞄から新聞が出てきたのか不思議で頭に?マークを出しながら呟く。
「そう、ここの記事よーく読んでみなさい」
そう言ったナイは、右下をとんとん叩いてコクッと麦茶を飲んだ。

本日未明〇〇町の一角で14人が殺される事件が起きました。
犯人は、被害者達の頭部を一撃していることから警察は、先週隣町でおきた事件と同一犯であると睨んでいる。

「ヤバイねナイ!ここら辺も怖くなってきたね!」
ごっ
「イッタ!!なにすんのさ(.;゚;:Д:;゚;.)ナイ!」
「なにすんのさ。じゃなくて!」
「あんたの事件が新聞に載ってるの!!」
「え?」
何のことかわからず声が裏返る。
「は?いや僕じゃないよ」
って、否定したらナイがかたまった
「えっ?いやでもこの銃ってコノエの、、、」
「うん。でも僕はね、殺人はしないよ?だって僕は」

「神様のところに送ってるだけだから」

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