第十六部[ダンジョンに出会いを求めるのは間違っている物語]
原作開始
第1層[ダンジョンに素材を求めるのは間違っているだろうか]
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「やっぱり、パワーだけの存在は強くないですね」
「ミノタウロスは硬いって聞いたけど斬魄刀使ったの?」
「いえ、支給品の短剣で腱を斬った後に眼球を潰して時間をかけて削り、最後に首を切り落としました」
「エグイ狩り方するわぁ。良くあの鈍で刺さったね」
「師匠の教え通り、生物的に硬く成りようがない部分を狙いました」
「たとえば?」
「関節の内側や筋肉の筋の隙間、股の内側とかですね」
「これはレベル2になるのも早いかもね。」
「後、狩りの様子を心配そうに見学する金髪の少女が居ました」
「おおう、そうか」
「その後に狼人の男の人が来ました」
「そうか」
「なんで見てたんでしょう?」
「装備品的に初心者だと思われたんじゃないか?ミノタウロスってレベル2相当の戦闘能力らしいし多分危なそうだったら助けてくれたよ」
「なるほど、今度会ったらお礼を言わないと」
「そうしなさいな」
「また会おう白髪少年」
「いい加減ベルでいいですよ」
「考えておこう」
「はい」
・・・
レベルが上がると称号を与えられるんだよね?確か。
白髪少年は多分【首狩り兎】とかじゃないかな?
追伸
鈴木さんは悪趣味なマスクと黒色のローブで全身を隠している
生成り色日
白髪少年に酒場に誘われた。
何だろう、
店員のレベルが目算で大体3〜5レベルなんだけど。
この町で店を開くならこれくらいのレベルが居るのかな?
途中で姫様のファミリアが来て白髪君の話題で盛り上がってた。
中々の高評価。
そして白髪君の懸想相手も多分あの子かな?
白髪少年は真っ赤な顔で顔を俯かせて隠れていた。
お礼言えよ。
・・・
「アイズ、あの白髪野郎のはなしをしてやれよ」
「ベートさん?」
「俺たちが遠征から帰るときに出会ったミノタウロスの大群を覚えてるか」
「ああ、あの私達と出会った瞬間に逃げだして上層に上っていった奴か」
「あの時は奇跡みたいに上に上がっていってよ、最後には五層迄行ったんだが」
「行ったんだが?」
「そこで赤い目をした白髪のガキがミノタウロスと戦ってたんだよ」
「高レベルの冒険者ならそう珍しくもあるまい」
「それが、装備が総ギルド支給品の初心者だぜ」
「やられそうな所をお前たちが倒して助けたって話か?」
「ううん。その子がミノタウロスを狩ったの」
「は?」
「マジ」
「本当かいアイズ」
「うん、戦い方が全然似ていないんだけど何故かリヴェリアの戦い方を思い出した」
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