第六千八百八十七話 蝶々夫人に縁があるので
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第六千八百八十七話 蝶々夫人に縁があるので
オランダは日本そして台湾と一緒にあるイタリア料理店に入って言いました。
「ここもないわ」
「イタリア君のお店ですね」
「そや、名前がまんまや」
お料理も当然そうです。
「あいつのところの音楽家の名前やな」
「コースの名前にもなっていますし」
このこともお話する日本でした。
「何しろこのハウステンボスは長崎にありますので」
「長崎いうたらやな」
「はい、蝶々夫人ですから」
この名作の舞台にもなっている街です。
「ですから」
「あの音楽家の名前やな」
「そうなっています」
「うちに縁がある音楽家やないわ」
オランダははっきりと言いました。
「縁があるとしたらワーグナーや」
「さまよえるオランダ人ですね」
「しかも作品の舞台はノルウェーや」
本当にオランダとは無縁の音楽家さんです、ですがそれでもハウステンボスにはこうしたお店があるのです。しかも美味しいです。
第六千八百八十七話 完
2018・3・3
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