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儚き想い、されど永遠の想い
408部分:第三十一話 夏の黄金その十二
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 薔薇の花弁を実際に食べてだ。真理は微笑んで述べた。
「はじめて食べましたが」
「如何でしょうか」
「香りで他の野菜の味を引き立てるのですね」
「薔薇自体にはそれ程ありませんね」
「はい、味は」
「ただ。薔薇のその香りで」
 それにこそ重点があった。薔薇のサラダにはだ。
「サラダをこのうえなくかぐわしいものにさせていますね」
「そうですね。だからこそ」
「美味しいです」
 こう言う真理だった。そのうえでサラダを食べていってだ。
 スープも飲みだ。魚にテリーヌ、そしてメインディッシュの牛肉のステーキ、レアにしたそれとパンを食べてからだ。デザートを迎えた。

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