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儚き想い、されど永遠の想い
406部分:第三十一話 夏の黄金その十
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 義正もだ。その花達を見て話す。
「こうして数多く咲き誇っている方がずっとですね」
「はい、奇麗ですね」
「百花です」
 義正もだ。薔薇達を見ている。

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