第五章 じょじょじょ
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からいよいよ本格的に音声収録への挑戦が始まるということに、覚悟を決めると同時に、襲う緊張や重圧と戦っていたのである。
同時に、今日という日を忘れぬよう心の奥に日付をカリカリ書きとめていた。
何故ならば、ついにこの部屋に、生身の、2Dの、リアリアリアルじょじょじょじょじょしじょじょっ、
いやいやいや、そうではなくっ、
スピーカーからの音ではない本物のアニメ声が、初めてこの部屋へとやってきた日だからである。
それにより自分のアニメ作りの情熱が再度高まり、そして改めて、自分はアニメや声優が好きなのだと再確認させられることになった日だからである。
さあ、やるぞ。
アニメ制作の、最終章だ。
絶対に、後世に残るような名作を作り上げてやる。
定夫は、熱い闘志を燃やしていた。これで脂肪も燃えてくれたら、というほどに、静かだが熱い熱い炎であった。
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