第52話 決戦編
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して来た。
その戦いが始まって10年が過ぎた頃、シャア率いるジオン第4方面艦隊はガトランティス艦隊と膠着状態にあった。
ドレン「シャア司令。奴ら動きませんね」
シャア「初戦であれだけの大敗をしたんだ。余程の馬鹿で無い限り簡単には動くまい」
ドレン「そうですな。しかしこう長く膠着すると兵の士気が下がるのが心配で」
シャア「そうだな。藪をつついて蛇を出させるか。第3部隊に攻撃を仕掛けさせろ」
ドレン「分かりました」
第3MS部隊3000機は、ガトランティス銀河侵攻軍に奇襲をかけた。
ククルカン級宇宙駆逐艦がすぐさま応戦してきたが、何隻か沈められただけに終わった。
ナスカ級宇宙空母より迎撃機が上がって来て、戦闘が広がった。
ラスコー級宇宙巡洋艦を、リックドムUのシュツルムファウストで沈めた、ライナー少尉は次の獲物を探した。
ライナー「ちょっと遠いけど、あれをやるか」
ライナーの狙った獲物は、メダルザー級殲滅型重戦艦この艦隊の旗艦であった。
周囲にはびっしりと護衛艦が囲んでおり、まともな神経ではまず行かない場所だった。
ライナーはただ1機でその中へと飛び込んだ。
激しい対空砲火の中を遂に抜け出したライナーは、ビームバズーカで艦橋を撃ち抜くと次々撃ちまくり、動力炉かエネルギータンクかを撃ち抜いたらしく大爆発を起こし沈んだ。
ライナーが旗艦を沈めたのを知ったシャアは艦隊に総攻撃をかけさせガトランティス艦隊を撃退した。
シャア「やるではないか。たった1機で大艦隊の旗艦を落とすとは。会ってみたいなそのパイロットにドレン後で呼び出してくれ」
しかしライナー少尉は現れなかった。
シャア「ドレン。例のパイロットはどうなっている?」
ドレン「それが旗艦を沈めた際にMSの調子が悪くなり調整で来れないと言うのですが」
シャア「嘘だな。あの後も華麗な動きで何隻か沈めていた。会いたくないならこちらから出向こう」
シャアは第3部隊の旗艦に乗り込むとライナー少尉を呼び出すように艦長に依頼した。
ライナー「ライナー少尉入ります・・・・!シャア司令どうしてここに」
シャア「やあ、君に一目会いたくてな。ライナー少尉」
ライナー「それは感激であります」
シャアは奇妙な感覚を、ライナー少尉から感じた。
何故か懐かしい、そしてどこかで会った感じがするのだ。
シャアはペンダントに触れこの感覚は何だと質問した。
するとライナー少尉の姿が歪み、そして懐かしい忘れていた人物に変わった。
シャア「ユ、ユーリ様!」
ユーリ「あっ、ばれちゃった」
シャア「ユーリ様何故30年も姿を隠されていたのですか?」
ユーリ「まあ、真面目な話を
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