4部分:第一話 舞踏会にてその一
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されていた。かと思えばであった。
「今日も来られてますね」
「はい、あの方が」
「今日も」
少女達がだ。憧れの目で一点を見ていた。
「まことにお麗しい」
「何とお綺麗なのでしょう」
「声をかけたいですけれど」
「それは」
躊躇われるという彼女達だった。
「はしたないですよね」
「ええ、そうですわね」
「それは」
恥じらいであった。この頃はまだそれが強かった頃なのだ。
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