三日目
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のはもっとこう…索敵に気を使いながら、モンスターをリンクさせないように…あれじゃ別のゲームだよまったく…」
さてと…
「おい、事情とやらを聞かせて貰おうか」
「ああ、わかっ…」
スプリガンが応えようとするがシルフが遮る。
「サラマンダーが領主会談を狙ってる!
シルフとケットシーの!」
「なんだと?」
あのバカトカゲ共は何を考えてる?
そんな事をすればサラマンダー以外の種族が結束しかねん。
モーティマーもそこまでバカとは思えんのだが…
「会談の場所は蝶の谷内陸側出口!
これは世界樹攻略の為の会談よ!
貴方達も協力しなさい!」
「会談の護衛はどうした!」
「誠意を見せるため最低限よ!」
クソッ、めんどくせぇ…
「サラマンダーの数は分かるか!」
「分からない!」
ふむ……
「サラマンダーの襲撃を阻止すればいいんだな!
攻略の協力は俺の一存では無理だが多分受け入れるだろう!」
「分かったわ!」
「お、おい、リーf…」
「会談の時刻は!」
「二十分後!」
「オーケー!」
と、ここでスプリガンが口を開く。
「お、おい、リーファ、話してもよかったのか?」
「いいのよ、この人は敵じゃない筈よ。
さっきの話も多分本当ね」
「なんでだ?」
「この人のテイムモンスターが喋るの見たでしょ?
そんなモンスターをテイムしたのは一人しか知らないもの」
やっぱり其処で分かるか…
「で、誰なんだこの人は?」
「彼は央都アルンに拠点を構える多種族混合ギルドのサブマスター…このゲームのトップランカーよ。
そうでしょ?妖獣使いさん」
「ああ、確かにそんな名前で呼ばれる事もあったな」
でも結構昔の二つ名だぞそれ。
「俺はポイズン・トード。
好きに呼んでくれ。で、そちらさんは?」
「あたしはリーファ」
「俺はキリトだ」
少し引っかかるな…
「オーケー、キリトとリーファだな…リーファ…リーファ……
ああ、シルフのスピードホリックか」
そうだそうだ、この女確かにいつぞやの大規模イベントのレースで優勝した奴だ。
「で、こっちとしてもさっきの話はきになるんだけど、教えてちょうだい」
「なにがだ?」
「サラマンダーが中央ギルドを脅したって話よ」
「ああ、あれか…5日前にサラマンダーが世界樹攻略に協力しないと潰すと言ってきたんだ」
「なんですって!?」
「だが実際はただの脅しだ。
世界樹攻略を前にして俺達と争うのは得策じゃないことは分かってたいたらしい。
こちらが多少脅したらそそくさと帰って行ったよ」
「サラマンダーってバカ?
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