第23話
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志を完全に無かった事にしようとしているのだからな。」
「ええ……っ!?」
「……どうするんだ、リィン?話の初めの内容からして、あの皇女さんにとってショックを受けるような内容っぽいぜ?」
「……………勿論、リーヴスに戻った後にアルフィンにも教えます。”贖罪”の件はアルフィンが当事者なのですから、当事者である彼女に教えないのは”筋が通らない”ですし、何よりアルフィン自身が知る事を心から望んでいます。」
「お兄様……」
「アガット殿、それは――――」
レンの後に答えたアガットの答えにエリオットが驚いている中疲れた表情をしたフォルデの問いかけに少しの間黙り込んだ跡静かな表情で答えたリィンの様子をセレーネは辛そうな表情で見つめ、ラウラは真剣な表情でアガットを見つめた。
「ま、とにかく先に進むぞ。”結社”の連中しだいだが……続きはハーメルに到着してからだ。」
「……わかりました。」
「よろしくお願いする。」
その後リィン達は先へと進み、ついにハーメル村に到着した――――
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