第九話 それぞれの昼餉
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らね、私の大事な大事なテレーゼ。
帝国暦477年 7月7日 昼
■オーディン ノイエ・サンスーシ グリューネワルト伯爵邸
「ラインハルトいよいよ明日から幼年学校ですね」
「はい姉上」
「ラインハルト別に軍隊へ入らなくても、官吏とかでもいいのじゃない、あなたが危険なところへ行く必要はないのに」
「姉上僕は軍隊へ行って出世したいんです」
「無理をする必要はないのですよラインハルト」
「いえ自分の決めた道です」
「そうですか」
一人で大丈夫なのかしら、ジークが居てくれたら。
「ラインハルト一人で大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ姉上、もっともキルヒアイスが居ればもっといいでしょうけど」
「それではジークが言いといえば入学できるよう
皇帝陛下にお願いしてみます」
「姉上そんな事が出来るのですか?」
「ジーク一人なら可能だと思います」
「姉上よろしくお願いします」
「けどジークが行きたいと言ったらですからね、無理やりはいけませんよ」
「わかっていますよ、けど絶対キルヒアイスは来てくれます」
「そうなるといいわねラインハルト」
「ええ」
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