暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜赤と紅と緋〜
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第26話  不穏な気配再びです!
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が一緒に寝ており、そこにアーシアたちが乱入してひと騒動があったらしい。
 今朝、アーシアが不機嫌そうだったのはそれが原因みたいだな。

「ライザーとの一件以来、部長がますますかわいがってくれるんだけど、そのたびにアーシアはむくれるし・・・・・・」

 ライザーとの一件で部長もイッセーに想いを寄せるようになり、そのアプローチはさっき言った裸で一緒に寝るなど、鶫並、いや、それ以上に大胆で積極的だった。
 同じくイッセーに想いを寄せるアーシアにとっては、相当焦らされる問題だろう。

「部長の影響か、鶫さんのスキンシップもさらに過激になってきたし、燕ちゃんもなんか、触れ合いを求めてるような気がするんだよなぁ・・・・・・」

 へぇ、鶫はともかく、燕もそんなことをしてたんだな。さすがの燕も、部長という強大なライバルの出現には思うところあったのかねぇ?

「この間の千秋とのデートのときといい、女の子とのイベントが日に日に増えてきたよなぁ」

 ま、個人的にそのことには相当驚かされたな。この間の休日、千秋は俺に内緒でイッセーとデートしていたのだが、まさかそのときにイッセーが上級悪魔になって眷属を持つようになったら自分を眷属にしてくれと頼んでいたとはな。ある意味、告白に近いことをやっていたわけだ。そのことを知ったときは思わず、テンションが上がってしまった。
 ・・・・・・ただまぁ、イッセーがそれをどう受け取ったのかが不安要素なんだがなぁ。
 まぁ、少なくとも、千秋への見方にはいい方向に変化があったことを祈るばかりだ。

「少し前の俺じゃ考えられないくらいな状態だぜ。とくに部長とのエッチなコミュニケーションは最高だなぁ・・・・・・」

 そんな件のイッセーは、ここ最近の部長とのやり取りを思い出しているのか、デレデレと鼻の下を伸ばしていた。
 ・・・・・・こりゃ、まだまだ前途多難だな、千秋。

「おい、イッセー。なに朝っぱらからニヤけてんだよ!」
「いでで!?」

 そこへ、いつの間にか松田と元浜やって来ていて、松田がイッセーの耳を引っ張って体を起こさせる。

「おまえ、最近変な噂が流れてるから気をつけろよ」
「噂?」
「兵藤一誠が美少女を取っ替え引っ替えして、悪行三昧!」
「はあっ!?」

 松田の言葉に疑問符を浮かべていたイッセーが元浜の言葉を聞いて驚愕する。

「リアス先輩と姫島先輩の秘密を握り、それをネタに鬼畜三昧のエロプレイ!」
「学園二大お姉さまのその姿を罵っては乱行につぐ乱行!」
「可憐な幼馴染みである千秋ちゃん、鶫ちゃん、燕ちゃん。関係を利用して油断させる狡猾な罠に陥れ!」
「自分なしでは生きられないようにさせる肉体開発!」
「さらにその毒牙は学園のマスコット塔城小猫ちゃんにも向けられ
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