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青汁
第一章
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スメイトは小野くんにベッドの中から否定の言葉を贈った。
「いいよ」
「飲まないんだ」
「ああ」
 実際にとも答えた。
「俺はいいよ」
「美味しいし身体にもいいのに」
「身体にいいかはともかくな」
「美味しいのはだね」
「違うだろ」
 そこはというのだ。
「絶対にな」
「君もそう言うんだね」
「クラスでもいつも言ってるだろ、とにかくな」
「青汁はだね」
「俺はいいよ、もうお薬も飲んだしな」
「じゃあ明日からまただね」
「学校に行くな。しかしな」
 ここでクラスメイトは小野くんに尋ねた、自分の枕元に腰掛けている彼に対して。見舞いの品は他には果物も多くあった。
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