荒れ狂う戦場
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レオンとシリル、二人の攻撃は空振りに終わってしまった。
「天竜の鉤爪!!」
「!!」
氷の神と水竜が共闘を始めようとした頃、殺されそうになっていたシェリアの前に現れたドラゴンフォースを解放したウェンディ。彼女はディマリアの顔面を蹴り抜くと、完全なる不意打ちに女性は吹き飛んでしまった。
「ウェンディ!!」
「おまたせシェリア!!天空シスターズ再結成だよ!!」
大切な友人の登場に笑顔を見せるシェリア。二人はまた再会できた幸せと嬉しさを胸に、目の前の敵を倒すために気持ちを高ぶらせる。
「私の・・・顔を蹴った・・・?」
ウェンディに蹴りをまともに入れられたディマリア。彼女は怒りに震え、少女たちを睨み付けた。
「レオン!!動き出すの早すぎ!!」
「仕方ないだろ、お前が来るなんて知らなかったんだから」
一方シリルとレオンはせっかくのコンビネーション攻撃が決まらなかったことで言い争っていた。レオンはシリルの気配を察知したから動き出したのだが、そのタイミングが早かったこともあり、シリルとわずかにズレてしまいうまく決まらなかったらしい。
「この娘・・・いや・・・この感じは・・・」
まるで相手にされていない天海だったが、彼はその二人に攻撃をしに行こうとしない。彼はシリルとレオン、二人を交互に見ると、何やら困惑しているようだった。
「一体どういうことだ?これは」
二人の登場に違和感を覚えた青年。彼は言い争う二人をただ呆然と眺めていることしかできなかった。
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