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レーヴァティン
第四十三話 鞍馬山その一
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りますか」
 峰夫はこちらの飯のことを聞いてきた。
「白米ではなく」
「そちらも別にだ」
「食べられるでありますか」
「麦飯も好きだ」
 こちらもというのだ。
「これもな」
「麦飯もですか」
「あちらの世界でも結構食っている」
「それはまた」
「確かに白米が多いが」
 こちらを一番よく食べているというのだ、起きた時の世界では。
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