暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica9-Bザンクト・ヒルデ魔法学院・学院祭〜Time to enjoy〜
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ンナ・・・!?」だった。以前はショートだった灰色の髪も今や腰あたりにまで伸ばしたロングヘア。服は私服みたいだけど・・・。
「どうしたの? キュンナも招待されたの?」
「だったら良かったんですが、残念ながらお仕事ですよ、イリス先輩。あたしのゲルブ・クリュザンテーメ隊は、私服で警備するように上から指令が下りたので」
「あー、そうなんだ」
学院には武闘派シスターが大勢居るんだけど、まぁ警備戦力は大いに越した事はないから。なるほどって頷いたついでに「ところで、プラダマンテ達って何してるんだろ?」って聞いてみた。キュンナも警備担当なら、学院警備主任の役も担ってるプラダマンテを始めとしたシスター達が集まってる理由を知ってるんじゃないかな〜って・・・。
「はい?・・・あぁ、今日の警備担当のシスターの集まりですよ。あたしもこれから参加します」
「あ、そうなんだ。じゃあルルス達は・・・?」
「ご存知かと思いますけど、教会はミミル女史にデバイスなどでお世話になっています。おそらくですけど、シスターの内の誰かがデバイスを預けていて、使い魔のお嬢さん方が届けに来た、のでは?」
わたしはスカラボばかり利用していたから、教会とミミルさんの関係の事を忘れてた。だからわたしは何の疑いもなく「そっか〜」って納得した。キュンナに「挨拶していきます?」って聞かれたけど、仕事してるなら「また今度」ってことにしておく。
「そうですか。ではあたしはこれで」
「うん。あ、そだ。プラダマンテに伝言お願いできる?」
「もちろんです。イリス先輩が騎士プラダマンテに挨拶をしに来ていたと伝えておきます」
「ありがとね」
キュンナと手を振り合って別れた後、なのは達との合流までどうしようか、って考える。思念通話で連絡を取ってみようか。
「お! アインス達をはっけ〜ん!」
融合騎カルテット、アインスとアイリとリインとアギトの4人の姿を見つけた。他のみんなの姿はないみたいね。アインス達に「おーい!」って手を振りながら駆け寄る。
「シャルさん! ご挨拶周りはもう済んだです?」
「残念ながら仕事中だったよ。あなた達はどうしてたの?」
「出店をブラブラしてた」
「食べ物の誘惑がすごすぎて、さっきからお腹が鳴りっぱなしなんだよね・・・」
アイリがお腹を押さえてガックリ肩を落とした。なのは達とは、イクス達3年生全クラスが協同で開いてる喫茶店にお昼に集合する予定なんだけど・・・。でも「さすがにそれまで飲まず食わずじゃなくてもいいんじゃない?」って思う。リインだって別れる前にそんなこと言ってたし。
「そうなんだけどね。一度食べ始めたら止まらなそうだし」
「そこはアインスに止めてもらえばいいのに。ねえ、アイ
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