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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第八十話
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ょん」
俺を中心にし、今度はレイニーデヴィルが吹っ飛んだ。
【胸骨破砕/心臓破損/各血管断線】
【自己修復術式起動】
【魔法式ロード】
【コア・エイドスデータ バックアップよりリード】
【修復開始】
【完了】
「くそ…」
レイニーデヴィルは、地面に足を付け、此方を見上げ、にらみつけていた。
「レイニーデヴィル!
俺は死なん!神原駿河との契約の履行は不可能だ!」
だけど、ヤツはそんな事関係ないと言わんばかりに、呪詛を撒き散らす。
「イ…ニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニ……」
狂気を孕んだ呪詛。
しかしその呪詛は、途中でぷっつりと途切れた。
それを途切れさせたのは、この場に最も似つかわしくなく、それでいてこの場に最も相応しい人だった。
「あら、いったい誰の事が憎いのかしら?
修学旅行から帰って来たと思ったら、随分と物騒じゃない、神原?」
ひたぎ…さん…?
「待たせたな、一夏。
これで、ケリが付く」
そう言って箒が俺の隣に浮遊している。
「お前…まさか…」
「うむ。ひたぎさんの家まで一っ飛びして来た。
さぁ、大人しく彼女等の再開を喜ぼう」
ほんっと。イケメンだよな。お前は…
地上へ意識を向けると、こんな会話をしていた。
「神原。私は貴方をそんな風に育てた覚えは無いわよ」
「戦場ヶ原先輩…」
「彼は、私の恩人よ。そんな彼を殺そうなんて、随分と偉くなったわね神原。
私は貸し借りだけはきちんとする人間よ。
もしも貴方が彼を傷付けたなら、私は貴方に同等の報復をするわよ?」
「…………」
ひたぎさんがレイニーデヴィル…いや、神原駿河へ歩み寄り、そのフードを脱がせた。
「本当。バカな子。
直ぐに私の処に来てくれていたら。
私は貴方を受け入れて、また一緒に居ようと言ったのにね」
「戦場ヶ原先輩…今でも、一緒に居ようって、いってくれますか?」
神原駿河の涙声に、ひたぎさんは、しっかりとした、慈愛に満ちた声で答えた。
「勿論よ神原貴方は、私の、たいせつな…」
「箒、これ以上は野暮だろ」
「そうだな」
こうして、ここ数日にわたる騒動は、幕を閉じた。
翌日 阿良々木家。
「はい一夏くん。これ注文のヤツだよ」
「わざわざすいません暦さん」
「でもこれ本当に使うの?
買うとき誓約書書かされたんだけど?」
「試してみます?」
「いいのかい?」
「ええ、勿論です」
数十秒後、阿良々木家には、長
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