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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十五話
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んをモフる訳にもいかないしな。
という訳で少し耳とか触らせろ」
「ちょっとだけだぞ」
弾の膝の上にのせられ、耳や尻尾を弄られた。
「あー、僕もいいかい?」
「ん?暦さん?いいよ」
「じゃ、どうぞ暦さん」
今度は脇に手を入れられ、暦さんの膝の上に乗せられた。
「へー、なるほど。こうなってるのか…。
耳さわるよ」
「優しくして下さいね?」
「お、おう」
すると突然千石がこっちを向き…
「暦×一夏…いや一夏×暦もアリ…?」
「おいそこの。不穏な事を言うな」
「あれ?聞こえてた?」
「そりゃ耳が四つ有るからな。
つーか俺を元にBLを書くな!」
「いや…やっぱり弾×一夏からの暦×一夏のNTR…」
「マジでやめろよ!弾と暦さんも引いてるじゃねーか!」
「そうかな?一夏君相手なら別にいいんじゃないかな?
見た目も声も身長も匂いもほぼ女の子だし」
「身長までは認めるが"匂い"ってなんだよ!?」
「んー…メスの匂い?」
「やめろやめろ!こっちはR18タグついてねぇんだぞ!」
「タグ?何言ってるの?電波でも拾った?」
と千石のツッコミが入った。
「撫子、お前が一夏を題材にした漫画を描くのは自由だが……
一夏は私と姉さんの物だからな」
刹那、空気が凍りついた。
そして今度こそ本気で首を掴まれた。
「にゃおん…」
「説明してもらおうじゃねーの一夏君」
ぷらーんと持上げられ、火燐さんに詰問される。
「どうもこうも…気付けば外濠も埋められ、城内で反乱が起こった次第というか…」
そこで箒から援護射撃…
「鈴は既に知っている事だが、そもそも一夏と付き合っていたのは姉さんだ。
私がそこに割り込んだような物だな」
と思ったら誤射した挙げ句俺にダメージ…
「えー?だって愛しい彼氏と妹と一緒に居れたら幸せじゃないか。
私は別に箒ちゃんとならいっ君を共有してもいいかなーって」
束さんから何とも言えない弁明が入った。
「という次第でいつの間にか逃げ道無くなってました。
まぁ、全員納得してるので…」
無言。
静寂という言葉が似合うような無音の空間が出来上がった。
「私達が納得し満足しているんだ。
言い方は悪いが周りにとやかく言われたくはない」
結局、最後の箒のセリフが決め手となり、この話は終いとなった。
11:53
「そろそろメシか…」
丁度ババ抜きで一抜けして時計を見ると、そろそろ昼食だ。
「ふむ、そうだな…上がりだ」
箒が二位だ。
この後は育さんに俺、蘭ちゃんに箒が賭けている。
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