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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十四話
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口から指を抜く。

「私とて我慢しているのだ。年上である姉さんも我慢すべきだろう」

そうだよねぇ…そう言われたら…ん?

「箒ちゃんもシたいの?」

「当たり前だろう」

うーわぁ…素面で言っちゃったよこの子…

「寝ている一夏の口に指を突っ込んでいる姉さんの言えた事か?」

「なんで考えてる事わかったの?」

「貴方の妹だぞ?」

あ…やばい、今のドキッときちゃった…

「うん。箒ちゃんはやっぱりイケメンだね。
女子の人気もちーちゃんくらい有るんじゃないかな?」

「私は百合ではない。私の全てはこいつの物だ」

そう言いながらいっ君の頭を撫でる姿は、母親のようにも見えた。

「おぉ…これがバブみ…」

イケメン要素と母性…箒ちゃんって最強なんじゃないかなぁ?

「誰が母親かだれが」

「今の箒ちゃんの慈愛に満ちた顔を見たら誰でもそう思うよ?」

「そうか…だが私はこいつの母にはなれない。
こいつにとっての母は、きっと千冬さんだからな…」

それは…そうだね…

「私達の王子様の母親は戦女神かぁ…
死にそうにないね」

「違いない」

「んゆぅ…にゃぁぁ…?」

あれ?

「一夏、起きたか?」

「ほーき?たばねさん?」

どうやらいっ君を起こしちゃったみたいだ。

side out











話し声が聞こえて目をあけると、箒と束さんが話していた。

「一夏、起きたか?」

「箒?束さん?」

「あ、起こしちゃってごめんねいっ君」

「や、別にいいよ」

時計を見ると11時半。

そう言えば朝を食べてない。

それどころか昨日は晩御飯も食べてない…

「メシにしよう」

「ん、わかった」

すると箒が俺の頭に手を伸ばした。

ん?あれ?まだ耳がある?

「橙?」

『ごめん、ますたー。それあと二日くらい治らないみたい」

…………

「な「ナイス!ちぇーちゃん!」

なんだってー、と言おうとした上に、束さんのセリフが重なった。

「あと二日もケモミミの二人を堪能できるなんて!」

「束さん!?明日パーティーあるんだよ!?」

「そうだぞ姉さん!」

「あー、そこら辺はホラ、兎印のお薬を飲んだって設定で…」

あり得なく無いから何とも言えんなぁ…

「仕方あるまい…それで行くか」

以外にも箒は納得していた。

「俺はいいが…箒、いいのか?」

「ああ、それにこっちの方がウケもいいかもしれんぞ?」

「べつにそんなのは求めてないんだけどなぁ…」

斯くして、俺達はケモミミ状態のまま、パーティーを迎える事となっ
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