暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十三話
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
買い物から帰って来て、昼食を取り、三人でまったりしていた。

束さんはテーブルでコーヒーを、箒はソファーにすわり、俺は箒の膝の上だ。

しかし、その平穏は一瞬で破られた。

「さぁ!ちぇーちゃん!いーちゃん!今だ!」

『了解、束』

『わかったよおねーちゃん』

「「え?」」

橙と稲荷がこちらへ向かって来て……

「「うわぁ!?」」

side out













む…?どうなったのだ?

ピコピコ…

「ん?」

ピコピコ…

な…な、な!

私は絶句した!

何故なら、そこに猫耳の一夏が居たからだ!

「う…?にゃぅ?」

「はうぁ!?」

変な声を上げた姉さんは放置だ。

「お、おい一夏?」

「にー?箒?」

振り向いた一夏は不思議そうな顔をした。

「ほーき、みみついてる」

耳?

頭に手をやると、たしかに何かがあった。

「一夏、お前にも付いてるぞ」

「にゃ?……ほんとだ…」

猫耳の一夏……アリだ!

一夏の頭を撫でてやると、今までに無いくらい気持ち良さそうな声を上げる。

「にー…」

こ、こ、これは…!

ちょっとした悪戯心が芽生え、一夏の顎を擽ってやると…

「あ…にゃぁ…ほーきぃ…」

ん…?腰の辺りに違和感が…

そう思って少し腰を浮かすと、案の定尻尾があった。

狐の尻尾である。

「…………」

一夏にも有るのではないだろうか?

そう思った私は一夏の脇を持って抱えあげ、一夏を腹這いにして膝の上に載せた。

すると一夏のワンピースの裾からスルリと尻尾が出てきた。

………………

きゅっ!

「にゃあぁぁぁぁん…!」

尻尾を握ると、一夏が喘ぎ声を上げた。

しかも涙目でこちらを睨んで来る。

「ああ…すまなかった」

「ほーきのしっぽもふもふさせてくれたらゆるす」

「ほら」

一夏の目の前に尻尾をやると、子供のように笑った。

「もふもふだぁ!」

一夏が私のしっぽを弄っている間、頭を撫でてやる。

時々可愛い声を上げたりする。

凄く、襲いたい。

「ね、ねぇ箒ちゃん?」

「なんですか姉さん?」

「私も撫でていい?」

「………気を付けてくださいね」

姉さんが一夏の顎を撫で…

「にゃぁぁぁ…たばねさん?」

「はあぁん!?」

姉さんは話を押さえてテーブルへ。

ティッシュを鼻に詰め込んでいるようだ。

気を付けてと言ったのだがなぁ…

一夏の尻尾を優しく撫でると、時々体を震わせる。

そして少し強めに握ると…


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ