暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十二話
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ゴスッ?

「も"っ!?」

「春休み中、一夏とどうすると?姉さん?」

束さんの後ろで"イイ笑顔"を浮かべた箒が、束さんに尋ねた。

「い、いやぁ、そろそろいっ君のハジメテを貰おうかt…ぷぎゃ!?」

今度は鐺(こじり、日本刀の鞘の鯉口とは反対側の先端)でどついた。

うわ…容赦ねぇな…

「処女が何を言ってるんだ姉さん?」

「な!なぜそれを!?」

「姉さんの事だからハジメテは一夏とヤりたいと予想できる。
そもそも一夏には"眼"があるから姉さんが処女だと隠しても無駄だぞ」

いや、まぁ確かにそうではあるけど…

「ぐ、ぐぅ…!」

お、珍しく束さんが言い負かされてる。

「(私とて一夏を組伏せてあんな事やこんな事をしたいと言うのに…)
一夏」

「お、おぅ、なんだ?」

「さっさと姉さんの体内の薬を分解しろ」

「OK」

束さんのコア・エイドスプログラムを閲覧。

異物により興奮状態。

異物のエイドスを閲覧。

分解、キャスト。

「さ、これで薬は抜けた筈だ」

「ぶぅ〜いっ君のいけずぅ〜」

「はいはい」

「何か言ったか姉さん?」

今度は刀を1センチ抜いて、井形を浮かべながらだった。

「箒、落ち着け」

チン…と鯉口を鳴らし、日本刀をクローズした。

「お前が言うのなら…」

箒はソファーに腰を下ろした。

「一夏、今日予定は有るか?」

「特に無い。さっきまであったけど、今日は家でゴロゴロする」

「そうか…明後日はパーティーだから忘れるなよ?」

「わかってるさ」

俺達の俺達による俺達の為の卒業パーティーだからな。

「あ…」

「どうしたのいっ君?」

「パーティーの材料買わねぇと」

結局パーティーの会場はここ、織斑家である。

当然ながら俺が料理を作るので、材料が必要なのだ。

仕込みがあるので明日では間に合わない。

「じゃぁ買い物行くかい?」

「うん。二人は?」

「いくよ」

「無論、私もな」

つー訳で買い物デートです。




「なぁ、おい」

「なんだ?」

「どうしたの?」

「手ぇ離してくんない?」

「「嫌」」

ちくせう…

束さんと箒に挟まれて、手を繋がれている。

しかも、格好が白のワンピース。

家を出た瞬間束さんに肩を叩かれ…

気付いたら服が変わっていた。

夏祭りでやられたヤツである。

しかも何が屈辱的かと言えば、この並びだと俺が年下に見えるって事だ…!

『男でその身長だともっと年下に見えるよ?』

『そういう話じゃねぇんだよ橙』

『いいじゃん
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ