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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十一話
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束さんに向けて右手を向け…
「ペトリフィカス・トタルス!」
「え!?ちょ!?体が!?」
ペトリフィカス・トタルスとはハリーポッターに登場する石化呪文だ。
まぁ、今のは全身に硬化魔法を掛けて拘束したんだけどね。
「さぁー、観念してください」
動けない束さんの背後に、橙が歩み寄る。
媚薬の小瓶の蓋を開け…
「ゴメンね束、ますたーには逆らえないから」
束さんの口に流し込んだ。
どーせナノマシンで分解されるだろうけど、まぁ、ちょっとした意趣返しだ。
この前水筒に媚薬仕込まれたからな!
「フィニート」
"呪文よ終われ"と言って拘束を解く。
「ふふ…ふふ…ふふふふ…」
な、なんだ!?
「私に媚薬を飲ませたって事はバッチコイって事だよね!?」
「えぇ…?」
いやぁ…この前の仕返しのつもりだったんだが…
「さぁ!ベッドへGOだよいっ君!春休み中は毎日愛を育もうじゃないか!」
ガタン!と席を立った束さんが、テーブルのこちら側に来た。
「さぁさぁ!」
ハイテンションな束さんは、玄関のドアが開いた音には、気付かなかったようだ。
ゴスッ?
「も"っ!?」
「春休み中、一夏とどうすると?姉さん?」
束さんの後ろには、鞘に入った刀を振り下ろした、箒が居た。
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