133プーー、クスクスクス
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までシッカリ描かせた。
(あふうっ、あうぅ、あおおううっ)
その後も順調にケーキ入刀が進み、次のキャンドルサービスは縁起が悪いのと、工作員が侵入して爆弾を置いていったのを、ザコちゃんが東京方面に配達して敵側に使ったのでキャンセルされた。
「続きまして、若教主様による、お手紙の朗読です」
その次は偽マコピーによる、ご両親(片方叔父)へのお手紙朗読になった。
『教主様、猊下。いえ、お母様、叔父様、今日まで育てて頂いて有難うございました…(嘘泣き)、真琴は今日、妖狐様の嫁として、巫女として嫁ぎますっ(嘘絶句)』
魔女は自分の芝居に入り込んで、涙ぐんだり、嘘泣きしたり、嘘絶句したり、香里並みの芝居を披露して観客を唸らせたが、先程のレズバレ、メスブタバレで、こっちも大恥を晒していたので、感動の場面にはならなかった。
「続きまして、先々代ご当主様のお嬢様からのお手紙朗読です」
珍しくメスブタ堕ちもしていない人物だが(舞お姉さま派)、人前で脚本通りのお手紙朗読で号泣したり、嘘絶句して芝居が出来ないチョロインさんは、父親似なのか気が弱すぎて、脚本家が書いたお手紙を読めなかった。
「あ、私、無理です」
一切世話にならなかった現当主や、何度も殺されかけた先代当主に感謝したり、虐めまくられて蔑まれた人生を送ってきたのに、里の連中に感謝する手紙とか読み上げるのが不可能だったので、文面を見てキッパリ断った。
即興で勧進帳して、自分を虐めた人物の名前を読み上げてやったり、どんな虐めと差別と迫害を受けたか発表してやれば、敵の顔面装甲を吹き飛ばしてやって、来客の前で家に恥ずかしい思いをさせた連中を、内部処理で処刑できたのだが、そこまで気も回らず、頭も回らない気の毒な子だった。
そいつらに復讐されたり、口封じに吹き矢とか吹かれたり、キッツイ術とか掛けられなかったので、案外暗殺を免れて命拾いもしていた。
(この子だけは幸せにしてやってもイイよね〜?)
天使の人形からもマジ哀れみをかけられ、スナイパーとか暗殺者とか排除、エレベータのカゴごと墜落寸前で、機械式の自動ブレーキまで外してあった所に同乗してみたり、母親と一緒に何度か始末されそうだったのを、紙の化け物と共同で助けていた。
「あの、あいつ殺されそうでしたら、アタシが入れ替わっときますけど? ちっこい頃からのダチなんで、死なれたり大怪我されると困りますんで」
(大丈夫だよ、呪いのATフィールで張ってあるからね。手出ししようとしたのは、マコピー以外、さっきから自滅してるよ)
暗殺が発覚して披露宴も中止になって、親族で始末するのではなく、射殺しようとしたら銃が暴発して失明して指全部吹き飛んで、爆破しようとしたら、何を思ったのか自宅で調整しようとして、ローン抱えた家とか家族が吹き飛んだ
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