黒い狼と白い吸血鬼
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僕と彼女と日常を
「ん〜昨日は疲れたーっにしても眠い〜」
僕は肩をまわして、ん〜とのびる
喉乾いたな、、、よし。水を飲もう。トテトテと歩き、蛇口を捻ってコップに水を入れた。
「ん〜やっぱり、寝起きの水は美味しい!!」
さて、もう一杯水を飲もうとしたときだった。
ピーンポーン
チャイムが鳴った。
その後、
「アレ?コノエいないの〜?」
と、僕のよく知ってる知り合いの声が聞こえてきたから
待たせちゃいけないと、鍵をあけに行こうとした。
あ、昨日麦茶作ってたの忘れてた。ま、いっか。
「いるよー。いまいく〜」
水の入ったコップをカウンターの上に置いといて鍵を開けると
「ナイいらっしゃい〜、なんかあったの?、、、ってえっ?何々?何でおこなのナイさん!?」
そこには、へたしたらぴっきと音を出しそうなほど怒っている少女、、、まあ一様少女がいた。
「遅い」
ヤバい、めっちゃんこ怖い。
恐怖のあまりに立ち尽くしている僕の目の前でナイは腰まである黒髪を逆立てる勢いで怒っていた。
「いつでもつったてないの、このどあほ!!!!!!」
「ヒイイイイイイイ!!!!ごめんなさい!!!!」
怖いよーー!
「、、、もういい。叫んだら疲れた。麦茶で許してやるから30秒で出せ」
そう言うなりナイは、部屋に入った。
30秒後
ゼイゼイ言いながら僕は、夏はテーブル、今はこたつとして使っている相棒の上に、麦茶を出していた。
昨日のうちに麦茶作ってた僕マジナイス
とか思いつつ頭のすみで、
話の展開が早すぎついていけてないよーーー!!!と、ちっちゃい僕が救難信号を出している。
「で、一体全体何のご用でございましょうか?」
おそるおそる質問した僕に、ナイは黒い鞄をごそごそすると新聞を取り出した。
「、、、新聞?」
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