第四十二話 -網にかかった謎-
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
く見てみた…うん。
「紅葉。やっぱりこれもってきてよかったよ」
「??そういえば、貴方たち何しに来たのよ?」
「ああ、夕飯の差し入れ。食欲がないなんて嘘でしょう?」
ベッドの上に転がるポテチを指さしながら言うとばつの悪そうな顔をして首肯した。
「……うかつだったわ。他の人ならいざ知らず、貴方に知られたとなると…」
「その通り!子供のなりになったんだから三食しっかり取らないとね。ああ、大丈夫。元はここの中華のお料理だけどこの時間に食べやすいようにさっぱりさせたから」
「調理器具でも持ち歩いているのかしら?でも、貴方たちは私が食べるまで出ていきそうにないし頂くわ」
そう言って、彼女は俺の持ってきた差し入れを食べ始めた。うん、勢いからやっぱりお腹はすいていたようだ。雑談しながら部屋の中で待っていたが中々子供たちが戻ってこないので耳を使って調べてみて……脱力した。なーんで殺人事件に遭遇しているのかね?その事を話すと哀ちゃんが蝶ネクタイ型変声機が部屋に置かれていることに気付き、持っていきたいと言う。仕方がないので3人一緒に現場に行き、新ちゃんは殺人事件を無事解決した。心境の変化があったのか、哀ちゃんと蘭ちゃんの関係も進展があって事件以外はいい旅行だったな……それにしても。
「新ちゃん」
「な、なんだ龍斗?」
「なーんで、君は小学一年生を平然と殺人現場なんかに連れているのかな?」
「へ!?あ、いや。それはアイツらが勝手に…っ!!」
「問答無用、お仕置きだ」
「え、あ、いや、、、なんでこうなったーーーーー!?」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ