暁 〜小説投稿サイト〜
名探偵と料理人
第四十話 -色んな事件の色んな後日談-
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葉が、自分たちへのエールだったのだから。

「それは。その親友の子も私たちの恩人なんですね…ねえ、あなた?」
「ああ。それを聞いたのなら黙っていられないな。その彼に会いたいな…」
「ああ、でも。さっきちゃんと貰ってましたよ?彼にとって最高のプレゼントを。ねえ、蘭ちゃん?」
「へ!?あ!こ、このユニフォーム?」

そういって蘭ちゃんが広げたレイさんのユニフォームには「TO・SHINICHI」の文字が…いやあ、新ちゃんにはレイのサインに蘭ちゃんの愛情とこれ以上にない宝物になっただろう。

「Oh.まさかシンイチというのが?」
「ええ。俺の親友です」
「なんて偶然……こんなこともあるのね…」

カーティス夫妻は今日はもう驚き疲れたと言わんばかりに笑みを浮かべた。
そんなパーティーは終始和やかに進み、途中新ちゃんと同じでレイさんの大ファンのコナン君(新ちゃん)を紹介して(ややこしい…)、彼にサッカーを教えてあげてほしいと水を向けた。レイさんは喜んでOKをくれ、パーティーがすべて終了した後に地下駐車場でパスのやり取り、リフティングの出来を見てくれた。思った以上のサッカーの腕前に興がのったのか、なんと擬似PKの相手までしてくれた。新ちゃんは終始テンションが上がっていて俺に何度も感謝を述べてきた。良かったね、新ちゃん。








それにしても別れ際の平ちゃんの「またすぐ会うと思うけどそん時はよろしゅうな〜」とはなんだったのやら。

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