第三十一話 -世紀末の魔術師(4/6)-
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じさん、名推理!」
「ふん、これくらい朝飯前よ!」
「ということは、スコーピオンはまだこの船の中に潜んでいるという事か!」
「そのことなんですが目暮警部。救命艇が一艘無くなっていました」
「「「なに!?」」」
「それじゃあスコーピオンはその救命艇に乗って?」
「すぐに緊急手配を行いましたが発見は難しいかと…」
「逃げられたか…」
(本当にスコーピオンは逃げたのか…?)
…本当に周到だな。
「とにかく、この船に殺人鬼がいないと分かってほっとしたぜ!なあ?」
「左様ですね!」
「……ですがスコーピオンはもう一つのエッグを狙って香坂家のお城に現れるかもしれません」
「え?」
「いや、すでにむかっているかも……目暮警部!私も明日東京につき次第、夏美さんたちとともに城に向かいます!」
「わかった、そうしてくれ!」
「おい!聞いた通りだ。その殺人鬼が来るかもしれねーとこだ。今度ばかりは連れていけね「いえ…」え?」
「コナン君も連れて行きましょう。彼のユニークな発想が何か役に立つかもしれません。それに龍斗君。彼の五感も大きな武器になる。来ていただけると大いに助かるのですが?」
「こいつが?それに龍斗君もだと?」
…言ってくれる。まあ、俺が彼女を警戒していれば犠牲者は出さないし逮捕をするためのしっぽ…動かぬ、ぐうの音の出ない証拠も掴めるだろう。
「分かりました。同行します」
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