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名探偵と料理人
第二十九話 -世紀末の魔術師(2/6)-
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にエッグにつくのはどうやらキッドになりそうだな。しっかり取り返してくれよ?  
さて、と。俺は突然の停電で戸惑っているであろう女性陣の回収にでも動きますかね。変電所が逝ったせいで携帯もつながらないしな。えっと、紅葉の現在位置は――…





結局、エッグは一度キッドに盗まれてしまったが空を飛んできたキッドが何者かに狙撃されその際に落としたエッグは新ちゃんが無事回収した。

「すごい豪華客船やなー!ウチも乗ってみたいわ!」
「オレもや!そうそうないで、こないな機会」
「じゃあ二人とも、一緒に東京来る?」
「行く、行くで!」
「アホ!平次足怪我しとるやん!」
「あ…」

翌日、つまり今日。エッグに傷がないかを確認するため美術館の展示を取りやめ鈴木家の船で東京に持ち帰ることになった。
平ちゃんは、キッド追跡中にトラックと事故になりそうになり軽い捻挫をしてしまった。今は大阪港に見送りに来てくれたというわけだ。

「こっちでキッドを仕留めきれへんかったのは悔しいけど、東京に帰って何か進展があったらちゃんと連絡せーよ?」
「ああ、オレが詰まったら連絡してやるよ」
「何やと!?」
「まあまあ。それじゃあ俺達も乗船するから。平ちゃん、和葉ちゃん。またね」
「おう!」
「またな、龍斗君、蘭ちゃん、園子ちゃん、紅葉ちゃん!」

こうして東京組とエッグの交渉に来ていた4人、そして昨日の7時過ぎに西野さんと話をしていた二人を乗せて船は出港した。


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