第二十七話 -黒の組織との再会-
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がいいか。そう思い、俺は彼女の部屋をノックした。
「あら、おはよう龍斗君」
「おはようございます、実はですね…」
俺は簡潔にあったこと、そして俺が今からやろうとしていることを説明した。おそらくそのことがテレビに出るので動揺しないでくれとも。そして彼女は無事であることを。
「…私が寝ている間にそんなことが…志保…」
「とはいっても、焦ってはダメですよ?」
「そうね、そうだけど…ねえ、志保におかゆ作ってお見舞いに行ってもいいかしら?怪我に風邪も引いているんでしょう?お願い…」
「…ばれないように、ですよ?辻本夏さん」
「わかってる、わかっているよ」
「なら、多分お昼まで寝ていると思うからお昼がいいと思いますよ。それから紅葉に説明をお願いします」
「ああ、もうこんな時間か。じゃあ気を付けて。説明は任せて」
そう言って彼女と別れた。服を持って博士邸に着いたとき時刻は八時五分前で約束通りの時間だった。
「おはよう。博士、新ちゃん。それに…哀ちゃん」
「おはよう龍斗君」
「おはよう龍斗」
「おはよう、それと昨日は途中で寝ちゃって。治療ありがとう」
「いえいえ、どういたしまして」
「それで聞きたいことがあるから私を起こしたって聞いたけれど」
「ああ、聞きたかったのは元の姿についてなんだ」
「元の?」
「うん。元の姿の身長と、できれば体重も教えてほしい」
「…身長はともかく体重を聞くなんてレディーの扱いがなっていないんじゃないの?」
「今回は緊急措置ってことで。どう?」
「…はあ。別にいいわよ。まあだいぶ前に測ったものだから誤差はあると思うけど16〇cmの○×kgよ」
「なるほどね、かなりスタイルがいいみたいだね」
「あら、ありがと。それでそれを聞いて何を…ってなんで二人は離れて耳を塞いでこっちを見てないのよ」
「ああ、それは…」
―ゴキッ、バキボキグギゴゴ!!
「!?!?!!!??〜〜!?!?!?」
「な、なんだったのよ今のは!あなた、身長180cmを優に超える高身長だったわよね!?それがナニ!?その成人女性みたいな身長は!?ってまさか!!??」
「ああ、やっぱり龍斗の奴…」
「ああ、≪あれ≫をやったんじゃろう。しかもあの時よりも10cmは追加があったわけじゃし目の前で見せられた哀君は相当じゃったろうな…」
「次は伸びる所か…」
後ろでぼそぼそ話しているみたいだけど。二人は気付いてるのかな?哀ちゃんが二人を見ているのを。
「はーかーせー、それにあなたも!こうなることを分かってて離れてたわね!?」
「ああ、いや…」
「そ、それはだな…」
そんな声を聞きながら俺は静かに三人の元を離れ買ってきた衣装に身を包み、彼女の顔に変装し左頬にはガーゼを当てた。最後に彼女の
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