因縁
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った吹雪くんが話し始める。
「僕、よく知らないんだけど影山って中学サッカー協会の副会長だったんだよね?」
その言葉に答えたのは鬼道だった。
「そうだ。そして帝国学園の総帥だった。?俺たちの帝国学園の」
その言葉にアツヤくんが話す。
「それがなんで倒されなきゃならないんだ?」
アツヤくんの問いに円堂くんが答える。
「影山は勝つためには手段を選ばない卑怯な奴だったんだ」
円堂くんの言葉に続き風丸くんが話す。
「?それにあいつは。神のアクアを作り出した。人間の身体を神のレベルにまで根本から変えてしまうものさ。フットボールフロンティア決勝はその神のアクアを使った世宇子中との戦いだったんだ」
そのあとに続き黒薔薇くんも話す。
「そして俺が率いたチーム?ナイトメアこそ影山の考えたプロジェクトNだった訳だ」
夏未さんもそれを聞き吹雪くん達に話す。
「結局それが影山の逮捕に繋がったんだけど」
その言葉を聞いた鬼道くんが拳をふるふる震わせながら呟いた。
「真・帝国学園だと??俺は許せない?」
「ああ、俺だって。またサッカーを汚そうとしているのなら黙っている訳にはいかない!みんな愛媛に行こうぜ!影山のやろうとしていることぶっ潰そう!あいつの思い通りにはいかないって証明してやる!」
円堂くんがそうみんなに対して呼びかける。
「「「おおっ!!」」」
みんなの心は勿論一致団結だ。サッカーを汚させないという気持ちはみんな同じなのだ。
「また影山と戦うことになるのか。あいつとの因縁はなかなか切れないのう。」
古株さんもそんな風に呟く。
「そっか、古株さんは影山のことをずっと昔から知っているんですよね」
「うむ、あいつが雷門中のサッカー部だった時から知っているが?。いつも大人しく振舞っていたが、たまに見せる冷たい?すべてを憎むような目が印象的だった。40年経ってもまだサッカーに対する恨みは消えていなかったんだな」
その言葉を鬼道くんは沈黙したまま聞く。
「お、おっと!すまんすまん、余計な話してしまったのう。では愛媛に向かうとしようかの」
そう言うと古株さんは運転席へと向かった。
「なあ、帝国学園ってそんなに強かったのか?」
アツヤくんは染岡くんにそう聞く。
「ああ、強かった。最初は俺たち手も足も出なかったんだ。それから血のにじむような特訓と練習を繰り返してついにあいつらに勝ったんだ。だから真だろうがなんだろうが、また帝国学園を倒してやるさ。なんたって今は俺たち最強コンビがいるんだからな!」
アツヤくんはその言葉にニヤッとし言い返す。
「ああ、当然だぜ!」
私の目から見ても前回のジェミニストームとの戦い
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