第六千八百七十二話 閉会式でもか
[8]前話 [2]次話
第六千八百七十二話 閉会式でもか
「俺達今回何だよこの野郎」
「脇役じゃないかな」
イタリアはロマーノに言いました。
「だって開催国で全然話題になっていないみたいだから」
「俺あの委員長にいつも御前北か南のどっちなんだぜとか名前も言われないんだぞ」
「それ俺もだから。たまに日本の同盟国だった奴って言われるけれど」
どうも韓国にとってイタリア兄弟はこうした認識みたいです。
「あまり、だからね」
「最初からそれでかよ」
「俺達今回は完全にその他大勢だよ」
「じゃあ主役はあいつと北朝鮮かよ」
「そうなるね、それで閉会式でもね」
この時のこともお話するイタリアでした。
「北朝鮮の上司の中でも偉い人が来るから」
「共産主義なのに世襲制のかよ」
「うん、一族の人が来るんじゃないかな」
そうなるのではというのです。
「だから俺達は閉会式でもね」
「あの俺達ですら殆ど歓声なかった入場の時みてえにか」
「主役はあっちだと思うよ」
最初から最後までそうではというのです、もうすぐオリンピックも終わりですがそうなるのではというのです。
第六千八百七十二話 完
２０１８・２・２３
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2025 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除