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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第六十八話
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いうか…ねぇ一夏。
アンタさっきからずっと箒の膝の上だけど…」
「言ったぁぁぁ!!僕が必死に目を逸らしていた真実を包み隠さず言ったぁぁぁぁ!!」
と、ネタに走っていると…
フゥッ…
「ひゃぁぁん!?」
箒が俺の耳に息を吹き掛けた。
ゾクゾクした感覚が全身を迸り、思わず変な声を上げてしまった。
っておい、そこの男子。なぜ前のめりになった?オジサン怒らないから言ってごらん?
あと固まってる女子。怖いからその肉食動物みたいな目をやめろ。いや、マジで。
「良いではないか?物語でも姫は王子の物だろう?
ならば一夏が私の物でも問題あるまい?」
「おい」
マジでやめてくれ…
「いいじゃない。様になってるわよ?」
「うっせ!」
胸のあるイケメンって言葉がある。
要するに、カッコいい女性の事だ。
あと、男子としては不名誉だが、胸の無い美少女って言葉もある。
「一夏=胸の無いお姫様…
箒ちゃん=胸のある王子様…
考えた奴はかなりのセンスあるよなぁ…
なぁ?」
「そうだね…私もそう思うよ…。
月日ちゃんもそう思うよね?」
「うーん…私からすれば、箒ちゃんは王子様って言うより侍かな。
祭りの時の一夏くんの巫女姿を見るとなおさらね」
こいつ等ぁ…!
「うるさいぞお前ら!人が気にしてる事をさっきから何度もひゃぅぅぅっ!?」
「わ、わわ…箒ちゃん…大胆過ぎるよぉ…」
「あ!バカ!何してッ…!ひぅ!?」
箒が俺の耳を口に含み、耳たぶを舐め回す。
「ちょ!箒!流石にそれはマズイわよ!」
「それもそうだな。……ふぅっ」
「ひゅぅ!?」
「はぁ…まったく…アンタ達ときたら…」
「ねぇ一夏君」
「んだよ月日」
「さっき弾君を助けてからって言ったよね?」
「おう」
「相手は?」
「高校生十数名かなぁ…?」
「へぇ……」
「ねぇ一夏君」
「今度はなんだ?」
「火燐ちゃんと一夏くんってどっちが強いの?」
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